「ふぁーあ…ねむい…」
今日も退屈な授業。
退屈な毎日。

[おい優紀起きろって…先生見てるぞ]
隣の席の氷真くんが言ってくる。

「別にいいよ…どうせ何も言ってこないし…」
それよりも眠くて…

〈優紀さーん…?あとで職員室ね?〉
おじさん先生が優しい口調で言う。
普段は何も言ってこないくせに…

[結局職員室呼ばれてやんのw]
「うるさいっ!」
〈はいはい氷真もあとで職員室ねー〉
「ぷぷぷ…w」

今日もこんな風に、いつも通り今日も二人でバカやってた。

[あのさ]
「うん」
[優紀さ]
「うん」

先生に怒られた帰り道。
氷真くんと並んで歩く帰り道。
なぜか今日は長く感じる。

[電話とか…していい?]
「ぷっ、それってどういう意味?」
[べべべつに深い意味はねぇよ!]
[ふーん…?別にいいよ]

最近、友達から聞いた。
クラスのあの人と付き合ってて毎日電話してたらママに怒られたって。
もしかして、氷真くんも私と…?
そんなわけないよねw

[じゃ、じゃあ今日…で、電話するからな!]
「はいはい、待ってますよ」
[ほんとお前は俺に対して態度雑だよな]
「氷真君の相手めんどくさいんで」
[ひっでーw]

家に帰って、お風呂に入りゴロゴロ。
そろそろテストの勉強しなきゃなぁ…


〈優紀ー?氷真君からでんわー〉
下からママの声が聞こえる、というか忘れてた…

「もしもし?優紀です」
[お前、電話するって言ったろー?]
「忘れてたてへっ」
[てへっじゃねーよwめっちゃ緊張したわ!]
「なんで?」
[そりゃ…]
「ねぇなんでなんで?w」
[う、うるせぇよw]

他愛のない話を2時間して、長い長い初めての電話が終わった。

〈優紀ちゃん、氷真君と付き合ってるの?〉
「えっ、付き合ってないよ?」
〈あらあら…じゃあ氷真君が優紀ちゃんのこと好きなのかな?ウフフ〉
「やめてよーママー!」


ddghj

女子の気持ちになって書く女子目線のほうが書きやすい、と前々から言ってる気がします。
今の身体じゃできないことを文章にして書くのが好きです。
もちろん、今の身体でできることって言うのもありますが、
世間一般の人とはずれているようで、あんまりそういう欲がわかないのです。

きれいなお姉さん見ても、きれいだなで済んじゃうし
「この服」とか「このメイク」とかそんな風に見える。

学生で、スマホ・携帯がなかった時代を舞台にしました。
ある曲を聴きながら書いたつもりですが…なかなか長くなってしまった。
ある一定の年齢層だったら「あるある」って気持ちになるんじゃないのかな
続きもそのうち書きます。

別なところではエッチな小説も書いてたりします。
ただ、いかんせん経験不足なので同じようなものばっかりになってる気がしますが…

妄想と現実となにか